デートの誘いも告白の返事も相手次第と思っている人も多いかと思います。
しかし、ダブルバインドを利用すれば、自分の思い通りの選択をさせることも可能なのです。
つまり、ダブルバインドを使うことで、今まで全く相手にされなかった相手との恋が進展する可能性も…!
好きな人の攻略に行き詰まっているという方は、ぜひ今回ご紹介するダブルバインドを試してみてはいかがでしょうか?
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ダブルバインドとは
ダブルバインドとは『二重拘束』という意味であり、二つ以上の矛盾した命令をすることで、相手の精神にストレスがかかるコミュニケーションのことをいいます。
なんだか上記の説明を見ると「悪いことなのでは?」と思う方もいるかと思います。
しかし、詐欺などに使わなければ、デートに誘いたい時などにダブルバインドはとてもオススメのテクニックなんです。
このダブルバインドは、「YESかNO」と聞くのではなく「AかB」という聞き方をする方法になります。
最初から「NO」という選択肢がないので、相手はAとBどちらを選んでも結果的には「YES」と答えることになるのです。
やや強引に自分の要求を相手に決断させる方法がダブルバインドとなります。
ではこの『ダブルバインド』は、恋愛においてどのように活用できるのかご紹介していきましょう。
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ダブルバインドを恋愛で使う具体例
日時を決めたいとき
日時を決めたい時にありがちなのが
○日空いてる?
週末ヒマ?
という聞き方ですが、ダブルバインドを応用するなら、相手の都合がつく曜日や時間帯をAかB方式で答えさせるのがオススメです。
例えば、食事の誘いをする時は
ご飯行くなら平日と土日どっちがいい?
と聞くようにします。
相手がどっちかを選択したら、「○日と○日ならどっち空いてる?」など具体的な日にちなども聞いて決めましょう。
いきなり「○日の夜空いてる?」と聞くと断られてしまいますが、
相手に空いてる日にちを答えさせることで、断われない状況にさせることができます。
ただし、あまりにも先のことを聞くとなかったことにされる可能性はあります。
今月と来月ならどっちなら遊べる?
と聞いてしまうと
来月かな?でもまだ予定わかんないから、来月になったらまた連絡するね
と逃げられてしまう可能性があります。
デートに誘うとき
普通にデートに誘うと「映画一緒に観に行かない?」となりますね。
しかし、これでは「行かない」と答える選択肢を与えてしまいます。
ダブルバインドを応用するのであれば
映画館と水族館ならどっち行きたい?
などと聞きましょう。
事前に相手の好みを知っておいて、好みの行き先とそうじゃない行き先を選択肢にすれば、「こっちに行きたい!」となりやすくなります。
もしくは、その場で相手の好みを聞いて選ばせる方法もあります。
美味しいお店知ってるんだけど、和食と洋食ならどっちが好き?
と聞いて、相手が答えたほうのお店に行くという流れにするのも良いでしょう。
告白をするとき
ダブルバインドは告白する時にも使えるテクニック!
結婚するか付き合うかどっちがいい?
というように聞くだけです。
どちらにしても一緒になるという選択からは逃れられません。
かなり強引な迫り方ですが、効果に期待ができる告白の仕方です。
結婚という決断は流石に無理だけど、「付き合ってもいいかな?」と思っている相手なら付き合うことを選ぶ気にさせることができます。
ただし、「じゃあ、結婚しよう」と言われる可能性もなくはありません。
貴方が交際なしで結婚してもいいと思えるなら構いませんが、貴方に結婚する気がない場合はこのダブルバインドは控えたほうが良いでしょう。
結婚する気がないのに、結婚するか聞いたの?
と軽い気持ちで言った貴方に不信感を抱くことになります。
いきなり付き合うか結婚するかを聞かれて「じゃあ結婚する」と答える人は少ないかと思いますが、交際0日で結婚する人もいますので、結婚すると返事をされた時のことも考えておきましょう。
アピールしたいとき
ダブルバインドは強制的に選択させる方法なので、頼もしさを感じさせることにも繋がります。
なので「リードしてくれるタイプが好き」という人にダブルバインドをすると、魅力的に映る可能性が高いです。
リードしてほしい人に対して「これからどうする?」「どこ行きたい?」と聞くのはあまり魅力的に映りません。
リードしてほしい相手としては、自由な選択肢を与えられるよりも、「AかB」という限られた選択肢を与えてくれたほうが好感を持ちやすいからです。
なので、そういった相手には
喫茶店かカラオケどっちがいい?
洋食と和食どっちにする?
と決めてあげてから聞くと好印象になれるでしょう。
もちろん、アピールしたい時以外でも、相手がどうすべきか悩んでいたらダブルバインドで対応してあげると、スムーズにデートを進行することができます。
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ダブルバインドを恋愛で使う際の注意点
ある程度親しい間柄である必要がある
ダブルバインドを使えば必ずしも思い通りにできるというわけではありません。
間柄や状況によっても効果が違ってきます。
全く親しくもないのに「水族館と映画館ならどっちがいい?」なんて言われても「そもそも行く気ないから」となってしまうのが落ちです。
ましてや「付き合うか結婚するかどっちがいい?」なんて言われたら「なにコイツ」と思われるだけです。
なので、デートに誘ったり告白をしてもおかしくないほど関わりがある相手にダブルバインドを使うようにしましょう。
あまりにも強引だと嫌われる
ダブルバインドは流されやすい相手か、貴方のことを「まぁいいかな」と思っている相手であることが成功のポイント。
「AかBどっちがいい?」と断らせない聞き方をしても、「無理」と答える相手にはダブルバインドは通用しません。
端からYESと答える可能性がないわけですから、どのような聞き方をしても無意味です。
むしろ、しつこくしてしまうと「無理なものは無理!」と距離を置かれたり嫌われてしまいます。
ダブルバインドが効かないと思ったら、もう少し親しくなることに努めたり、別のテクニックを試してみましょう。
無理に決断させても好きにはならない
ダブルバインドで告白をして付き合うことになっても、相手にその気がないなら結局上手くいかないなんてことも。
なんだか流されちゃったけど、よくよく考えたら好きじゃない
強引に迫られて付き合ってみたけど、やっぱりタイプじゃないから好きになれない
などのように、無理矢理選択させて思い通りの結果にさせても、ダブルバインドで相手の気持ちまではどうすることもできません。
「付き合ったけどやっぱり…」とならないためにも、相手に気があるかどうかを確かめてから、ダブルバインドで告白することをオススメします。
相手を利用する為に使わない
ダブルバインドは恋愛以外でも使えるテクニックです。
使い方次第で相手を利用することも出来てしまいます。
例えば、
アクセサリーか洋服どっちか買ってくれない?
というようなダブルバインドをすると、言われた側は
高価そうなアクセサリーよりは洋服のほうが安いからいいかな…
と思ってしまい、まんまと買うことになってしまいます。
お金や身体など、相手を利用する目的で使うのはやめましょう。
あくまでも好きな人に近付きたい時のテクニックとしてダブルバインドを使ってくださいね。
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恋愛でダブルバインドが効果的な相手
基本的に遊びに行けるほどコミュニケーションがある間柄なら、ダブルバインドの効果には期待ができます。
そのなかでも、オススメの相手のご紹介です。
何回も断られている相手
ダブルバインドは強制的にYESを選ばせることになりますから、何回も断られている相手にも有効です。
今まではNOという選択肢があった為に断られていた可能性があります。
なので、諦める前に是非ともダブルバインドを試してみましょう!
一度デートをすることができれば、今まで恋愛対象として見ていなかった相手も意識するようになるかもしれませんよ。
なかなかアプローチしてこない相手
強引さのあるダブルバインドなので、なかなかアプローチしてこない相手には効果的になります。
積極的になれない奥手や自分の気持ちに素直になれない天の邪鬼な相手などには、NOという選択肢を与えないほうがオススメ。
特に照れ屋なタイプはYESと答えるのに抵抗を持つ傾向がありますので、YESの前提で答えさせるダブルバインドだとすんなり答えてもらいやすいです。
向こうから折れてくれそうにもないという時には、ダブルバインドを使って素直にさせてみましょう。
引っ張ってもらいたい相手
ダブルバインドは「AかB」という選択肢を候補にあげて、相手に選ばせ次の行動へと促します。
これは見方を変えれば、相手をリードしていることにもなります。
なので、異性から引っ張ってもらいたい相手にダブルバインドはかなり効果的。
- リードしてくれる人がタイプな相手
- 恋愛に受け身・不慣れな相手
- 自分で決めるのが苦手な優柔不断な相手
などには、ダブルバインドで対応してあげましょう。
貴方が魅力的に映ったり、デートを楽しく過ごすことができます。
リードしてもらいたい女性は多いので、男性は覚えておくと良いかもしれません。
女性でも草食系男子や年上好きの男性はリードしてもらいたい傾向があるので、そういった男性を攻略する時にダブルバインドを利用するのがオススメです。
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まとめ
それでは、ダブルバインドテクニックについてのまとめです。
恋愛でダブルバインドを使える時は
- デートに誘うとき
- 告白するとき
- 頼もしさをアピールしたいとき
ダブルバインドが特に効果的な相手は
- 何回も断られている相手
- アプローチしてこない相手
- 異性から引っ張ってもらいたい相手
ダブルバインドを使う際の注意点は
- ある程度親しい関係を築く必要がある
- 強引すぎると嫌われる
- 気持ちを強制することはできない
- あくまで恋愛テクニックとして使う
これらを意識してぜひダブルバインドを活かしてみてくださいね。