
干渉という行動が迷惑なものですが、その相手が親だと益々嫌になってしまうものです。
しかし、親なりにちゃんとした考えをもってのことでもあります。
では一体、恋愛に干渉してくる親の心理とはなんなのか。
そして、親が恋愛に干渉してきた時の対処法についてもご紹介していきます。
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恋愛に干渉する親の心理

行き過ぎた恋愛にならないようにしたい

未成年の場合、親がちゃんと見ておかなければならない年頃です。
未成年で子供が出来ることは、親としてはなるべく避けたいもの。
養っていける経済力があり、自立した大人になってから子供を持ってほしいという親は多いでしょう。
なので、未成年の恋愛に親が干渉してくるのは、距離感が近くなりすぎないようにする為ということもあります。
心配でしょうがない
子供を溺愛したり心配性な親だと、恋愛にも干渉してくる傾向があります。
いつまでも子供のままだと思っている親だと、子供の成長について行けず不安になるのです。
子供は親離れしているのに、親は子離れできていないのでしょう。
ちゃんと相手は大切にしてくれる人だろうか…
恋愛なんてまだ早い気がする…
などと心配して親は子供の恋愛に干渉してしまいます。
余計なお世話ではあるものの、子供を大事に思っているからこそ、
子供の幸せを願って、あれこれ聞いたり言ってしまう親も少なくないでしょう。
自分で決めたい

子供が付き合う人は自分で決めたいと考える親もいます。
自分の子供に相応しいパートナーの理想が親にはあるわけです。
理想に当てはまらないと、例え子供の好きな人でも納得いきません。
- 高学歴か
- どんな仕事でどのくらい収入があるか
- 親は何をしている人か
- 日本人であるか
などをチェックして干渉してくる親は少なくありません。
相手のステータスやどこの国かなどで見ているため、偏見でもあるでしょう。
早く結婚してほしい
早く結婚してほしい心理の親だと、子供の恋愛に干渉してくることもあります。
自分の子供が将来一人だと思うと、親としては心配なものです。
結婚していてもいい年頃に恋人がいない&結婚していないとなると、親のほうが大丈夫かと不安になります。
なので、ついつい
良い人いないの?お見合いはどう?
ちゃんと結婚とか考えてるの?もういい歳でしょう?
などのように干渉してくる傾向があります。
また、生きてるうちに孫の顔が見たいという親も多いので、急かすように干渉することもあります。
恋人が全くいなかったり、結婚について何も言わないようだと、親のほうが焦って干渉してくるでしょう。
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恋愛に干渉してくる親の対処法

自分の考えを伝える

親が恋愛に干渉してくるのは、貴方の考えがわからないからかもしれません。
「うるさいな。一々干渉しないで」とだけ返事をしていないでしょうか?
それだけでは親は納得してくれません。
ちゃんとした理由を言わないと理解してくれないでしょう。
例えば、恋愛をしていないことに干渉してくるなら
今は仕事に集中したい
恋人ができたら言うから
など、自分の考えを伝えましょう。
ちゃんと理由を言えば、納得してもらいやすいです。
それでも親が言ってくるなら、貴方は恋愛をする気がないのですから、
「とにかく恋愛する気はない」と強く言いましょう。
付き合う相手に悪い印象がついてしまっているなら、良い部分もあることを伝えてみましょう。
- 自分以外の人にも優しい
- 人として尊敬できる
- 家族をとても大切にしている
などを伝えて、魅力を知ってもらえば、貴方の好きな人への理解も深まり干渉がなくなる期待ができます。
親に干渉してほしくないなら、自分が今の恋愛に対してどういう姿勢なのかを言うと良いでしょう。
良さを知ってもらうために会わせる
いくら口で良さを伝えても「そんな相手とは別れろ」と一点張りな親もいます。
なので、親に会わせてちゃんと良さを見てもらうと良いでしょう。
どういう相手なのか会ってみないと納得してもらえないことは珍しくありません。
親と恋人が会う機会を作り、魅力を知ってもらいましょう。
礼儀正しかったり、貴方の親への気配りなどができていれば、良さが伝わって干渉がなくなりやすいです。

親の干渉とも向き合う

親にあれこれ言われた上に交際を反対されると、「絶対に別れない!」とムキになることもあるかと思います。
しかし、必ずしも親の言っていることが間違っているとも限りません。
親が干渉してああだこうだ言うのは、貴方が幸せになれない可能性を考えている場合もあるからです。
例えば、
- フリーターで将来性がない
- ギャンブル好きで金銭感覚が酷い
- 年齢が親と同じくらい
- 犯罪歴がある
- 国際結婚で文化などの違いがある
などは、自分の子供が幸せになれないかもしれないと考える傾向があります。
好きな気持ちがあると、「そんなこと関係ない!」「好きな人と一緒なら幸せ!」と思うでしょう。
そういった現実を見れていないからこそ、親は子供の恋愛に干渉することもあります。
なので、親の気持ちに向き合ってみると、見えてくることもあるでしょう。
『恋愛に干渉して否定する=自分の幸せを邪魔する親』というわけではありません。
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まとめ

親が恋愛に干渉してくる心理は
- 行き過ぎた恋愛にならないようにしたい
- 心配でしょうがない
- 自分で決めたい
- 結婚してほしい
親が恋愛に干渉してくる時の対処法は
- 自分の考えを伝える
- 理解してもらう機会を作る
- 親の干渉とも向き合う
以上が恋愛に干渉してくる親についてでした。
心配で干渉してくる親もいますから、親との関係も上手く保っていきましょう。